東京・世田谷区在住、建設会社勤務の高木(52歳)。毎年この時期になると、新しい手帳を開き、最初のページに今年の抱負を書く。そして毎年、同じような言葉を並べている自分に気づいた。
「健康第一」
「ダイエット」
「禁煙…は、まあ、できれば」
誰も責めない。自分も本気で責められない。だって、「健康」とか「ダイエット」って、なんとなく書いておけば角が立たない、無難な“テンプレート”だからだ。
問題は、その“テンプレート”が、僕の人生そのものになっていたことだった。
“テンプレート人間”の年越し
仕事は順調だった。いや、順調“にしていた”。部下の評価シートを埋め、上長への報告資料を整え、クレーム対応を“適切に”処理する。すべて、会社の“様式”に合わせた、正しい“テンプレート”通りに。
家族も、まあ円満だ。年越しそばを食べ、紅白を眺め、除夜の鐘がテレビから聞こえてくるのをBGMに、妻と「今年も終わりだね」「そうだね」と、これまたテンプレート通りの会話を交わす。
何も問題はない。でも、何かが足りない。いや、足りないのではなく、削ぎ落とされすぎて、自分の“核”みたいなものが見えなくなっていた。
そして、毎年恒例の“年越しの儀式”がやってくる。紅白が終わり、除夜の鐘が遠くで鳴る頃、布団の中で妻の背中を見ながら、「今年こそは」と思う。しかし、その思いはいつも、彼女の寝息とともに、静かに闇に溶けていった。
初詣で見た“リアルな幸せ”
元日。近所の神社に初詣に行った。家族連れ、カップル、老夫婦。みんな楽しそうだ。ふと、ある老夫婦が目に留まった。70代だろうか、手をつないで、ゆっくりと階段を上っている。男の方が時々、「大丈夫か?」と声をかけ、女の方が「平気よ」と笑う。
その姿を見て、胸が詰まった。
僕は、妻と手をつないで歩いたことが、いつからなくなっただろう?いや、そもそも、妻と“二人で”出かけること自体が、いつからなくなっただろう?
仕事の効率化に成功し、家族との時間は“確保”したはずだった。でも、その時間は、ただ同じ空間にいるだけの“共有”であり、本当の“共有”ではなかった。僕は、家族という“テンプレート”の中に、ただ“父親”という役割で存在しているだけだった。
転機は、実家に帰省した時の父の一言だった。
正月三が日、久しぶりに実家に帰った。父(78歳)は、母を介護しながらも、畑仕事を続けている。腰は曲がり、足取りもゆっくりだが、その目は僕よりもずっと“生きている”ように見えた。
夕食後、酒を飲みながら、父がぽつりと言った。
「お前、最近、なんか“諦め”が顔に出てるぞ。仕事に疲れたか?」
ドキッとした。そして、その言葉に続けて、父は静かにこう言った。
「俺もな、お前の母さんの介護が始まって、自分の体も言うことを聞かなくなって、何度も諦めかけた。でもな、ある時、漢方の先生に言われたんだ。『人生の後半戦は、“勢い”ではなく、“巡り”です。無理に頑張るより、体の中の“気”を整えなさい』って」
父は、ここ数年、漢方で体調を整えているという。
「お前みたいな現役世代こそ、この“気”の巡りが大事なんだ。頑張る前に、まず“燃料”を補給しろ。特に、男はな、“腎”というエネルギー源が枯れると、仕事でも家庭でも、手応えがなくなるんだ」
帰りの新幹線で、僕は“巨人倍増”を調べていた。
父の言葉が、胸に刺さったままだった。「諦めが顔に出ている」――確かにそうかもしれない。仕事では“期待”ではなく“妥協”で判断し、家庭では“提案”ではなく“了承”で応える。そして、夜の営みでは“挑戦”ではなく“確認”で終わらせている。
新幹線の中でスマホを開き、「腎 気 男性 漢方」で検索した。何度も目にしたのが「巨人倍増」という漢方製剤だった。
成分を見ると、タダラフィルとダポキセチン。なるほど、血流を改善し、射精コントロールを助ける。これは、父が言っていた“燃料補給”と“コントロール回復”にぴったりだ。
帰宅後、近くの漢方薬局に行き、思い切って相談した。
「先生、僕は…頑張る前の“燃料”が足りていない気がします。仕事でも、家庭でも、そして…自分自身の体でも」
先生は笑って言った。
「高木さん、あなたは悪くない。ただ、長年の“効率優先”で、体の“巡り”を後回しにしてきただけです。巨人倍増は、その“巡り”を、36時間という長い時間をかけて整え、同時に“射精”というコントロールの感覚を取り戻す手助けをします。無理に“超人”になる必要はない。ただ、あなた本来の“手応え”を、もう一度呼び覚ましましょう」
変化は、2月に入ってから、静かに訪れた。
飲み始めて3週間。最初に変わったのは、朝の目覚めだった。アラームが鳴る前に、自然と目が覚め、布団から出るのが苦ではなくなった。次に、仕事での“判断の速さ”が戻ってきた。迷わず、しかし慎重に。かつての自分が、そこにいた。
そして、先週の金曜日。仕事が早く終わり、久しぶりに夕食を一緒に取った。妻が作ったシチューを食べながら、ふと「今度の週末、久しぶりに二人で映画でも観に行かない?」と言った。
妻は一瞬驚いた顔をしたが、すぐに優しく微笑んで「いいね」と言った。
その夜、布団の中で、僕は自然と妻の手を握っていた。彼女も握り返してきた。そして、それから先は…言葉にする必要はないだろう。
ただ一つ言えるのは、それは“確認”でも“義務”でもなく、本当に久しぶりの“自然な流れ”だったということだ。
新年の抱負を、変えてみませんか?
今、僕は新しい手帳の最初のページに、こう書いた。
「今年は、“テンプレート”を卒業する。自分らしい“手応え”のある一年にする。」
「健康第一」も「ダイエット」も悪くない。でも、それらは“手段”であって“目的”ではないはずだ。
本当の目的は、健康を使って“何をするか”、痩せて“何を手に入れるか”――つまり、人生の“手応え”を取り戻すことではないだろうか。
僕は、漢方薬「巨人倍増」という“燃料”を手に入れ、ようやくそのことに気づいた。
あなたも、今年こそ、同じ“手応え”を、手に入れてみませんか?